著書

宇宙の話をしよう (2020)

SBクリエイティブ

立ち読み 

昔の僕のように、未来が待ち遠してくてたまらない宇宙っ子たちのために書いた児童書です。12歳のミーちゃんとNASA技術者の「パパ」の心温まる会話を通して、壮大な宇宙開発の物語が繰り広げられます。

ミーちゃんは宇宙と恐竜が大好きな12歳の女の子。将来の夢は科学者と宇宙飛行士になって、トラピスト1の系外惑星へ行き、宇宙恐竜を発見すること。でも学校のクラスメイトからは「変わっている」と思われ、うまく会話に入れないことを気にしています。悩むみーちゃんを見て、パパがホコリをかぶった赤い表紙の古い本をプレゼントします。その本にはいったいどんな秘密が隠されているのでしょう・・・?

現実のミーちゃんのような宇宙っ子やその親御さんたち100人以上に製作に参加してもらい、子ども目線のフィードバックをもらいながら、どうすれば子どもが夢中になるかをひたすら考えて書いた本です。

書籍ホームページ

 

宇宙に命はあるのか〜人類が旅した一千億分の八(2018)

SBクリエイティブ

我々はどこから来て、どこへいくのか。

人類のもっとも古く、もっとも深遠なこの問いに、我々は少しずつ近づいています。数百年のタイムスケールで人類への宇宙への旅を描く壮大なノンフィクション。その原動力となったのは何か?現代の宇宙探査は何を解き明かそうとしているのか?我々は宇宙にひとりぼっちなのか?そして、我々はどこへ向かうのか?

総計5万部のベストセラー。綿密なリサーチをもとに、渾身の力を筆に込めて書いた一冊です。

 

 

 

cover

宇宙を目指して海を渡る (2014)

東洋経済新報社

プレビュー (Google Books)

小さな頃に父が買ってくれた望遠鏡がきっかけで宇宙の虜になりました。そして6歳の頃、ボイジャーの海王星フライバイのニュースをテレビにかじりついて観るうちに、将来は宇宙開発をしたいと思うようになりました。それから25年。MITへの留学中は何度か挫折を経験したけれども、紆余曲折の末に夢だったNASAジェット推進研究所に入り、現在は火星ローバーなど宇宙探査の仕事をしています。本書はその体験談です。もちろん夢を追って努力しても必ず叶うものではない。でも追わなくては決して叶わない。失敗を恐れて背中を丸めて生きるよりも、大志を持って大海へ飛び出すほうがいい。夢を持った若い人たちの力に少しでもなれたらと思い、書いた本です。

SolarSystem          miso

(イラスト:ちく和ぶこんぶ