ちこちゃん

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気が付けば、チコちゃんが死んでから1年になりました。早いもんだ。

子犬の頃は、走るのが大好きな犬でした。大きな耳をダンボのようにヒラヒラさせて走る姿が滑稽だったなぁ。散歩中に突然僕を引きずって走り出したり、突然ベランダを意味もなく10往復くらい突っ走ったり。

チコちゃんは臆病な犬でした。特に雷が怖かったようで、遠くで雷が鳴り出すと急にそわそわして、人の股の間に顔を突っ込んで隠れようとしました。

一年間だけミーミという元気のいいネコを飼っていたのですが、チコちゃんはミーミの格好のイジメの標的でした。ミーミはチコちゃんの通り道で待ち伏せし、背中から爪を立てて飛び掛かるのが得意技。チコちゃんは尻尾を丸めて逃げだします。たった3ヶ月の仔猫に負けるなんて、なんて情けない!

そのミーミが家に来たばかりの頃、家族みんながコロコロの仔猫にばかり気をとられていると、どうもチコちゃんはやきもちを焼いたらしく、急に甘えん坊になりました。寂しかったのかな。

歳をとってからは、寝ることが趣味になりました。朝ごはんを食べた後、日向でお昼寝するのが冬の日課。日が動き、影がお尻に落ちると、のそっと起き上がって日向に移動、で、またゴロン。逆に夏は扇風機の前がお気に入り。お前はネコか!

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チコちゃんは優しい犬でした。僕がしばらく旅行なんかでしばらくいなくなると、彼女なりに心配してくれていたようで、家に帰ると尻尾を振って大歓迎してくれました。だから、正月に日本に帰ったとき、チコちゃんが迎えてくれなかったのが本当に寂しかった。

彼女のお墓は、先に交通事故で死んだミーミのお墓から、少し離れた場所に作ってあります。ミーミの近くでは落ちつかないだろう、との配慮です。

忠犬は死んだあと、天国の入り口で飼い主が来るまで待っているそうです。まあ駄犬のチコちゃんがそんなことをしているとは到底思えず。きっと今日も、天国のどこか日当たりの良い場所を見つけて、昼寝でもしていることでしょう。

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